1から始めるScratch(9)変数ブロック編

自宅で始めるScratchで簡単に説明しましたが、さらに詳しいことを学んで頂きたいので、Scratchの連載を開始します。

前回は、演算ブロックの説明を行いました。
今回は変数ブロック(プログラム)を紹介しながら説明を行います。

変数ブロック

変数ブロックは他のブロックの中にいれて使うブロックで、計算式に使ったり、計算結果を保存したりできるブロックです。

変数を作る

変数ブロックは、変数が無いと何もできません。まずは変数を作ってみましょう

どんな名前でも良いです。ここではdkとしておきましょう。

「変数を作る」機能の下に、dkと言う変数ができました。

ステージペインにも変数が表示されています。

最初から用意されている変数

このブロックは最初から用意されています。変数と言う名前でややこしいですが、

変数ブロックの上で右クリックすると、名前を変更することが可能です。

ここではこのまま進みましょう。

変数を0にする

このブロックは先ほど作った変数の値を設定します。

変数を1ずつ変える

このブロックは呼び出されると変数の値を設定された値だけ変化させます。

繰り返しのブロックと一緒に使うと、数字を数えていくことも可能です。

変数を表示する、変数を隠す

ステージペインに表示されている変数を表示したり、隠したりできます。

下のブロックが例になります。

このようにすれば、変数の表示を消したり、表示したりできます。

まとめ

今回は変数ブロックをご紹介しました。
プログラムには欠かせない変数ですが、最初のうちは使い方が想像できないかもしれません。
足し算や掛け算などの演算ブロックと一緒に使ってみて、感覚を身につけましょう。

次回は変数ブロックでご紹介できなかった「リスト」をご紹介します。