これで大丈夫!年齢や目的別に選ぶレゴ®

知育玩具の人気ランキングで常に上位に入るレゴ®ですが、 いざ購入しようとするとたくさんの種類があって迷われる方も多いのではないでしょうか。 実際に量販店に行っても、いろいろなシリーズがあり、どれから手を出してよいかわかりませんよね。

そこで今回はレゴ®のシリーズごとにどのくらいの年齢にマッチするのか、どのような物なのかをご説明します。

duploシリーズ

duploとは2倍と言う意味があるのですが、こちらは幼児向けのレゴ®となります。

間違って飲み込まないようにその名の通り大きなサイズとなり、角が丸くなっています。 小学校に入るまでは、こちらのレゴ®を試してみてはいかがでしょうか。

通常のレゴ®とも互換があり、通常のブロックと接続できますので、 通常のレゴ®を買っても部品として使えるのではないでしょうか。

ブロックを組み合わせることの楽しさ、つなげて何かをつくる楽しさを学ばせるのには良いシリーズです。

classicシリーズ

こちらのシリーズが一般的に知られている四角いブロックを組み合わせるレゴ®となります。

classicシリーズが一つあるだけで、建物や動物、車などいろいろな物が作れます。 小学生になったお子様におすすめです。

また、こちらのセットは他のシリーズの基本となるブロックなので、 他のシリーズを買い足したとしても部品として使用できます。 classicシリーズの収納ケースもかわいくて、お部屋のアクセントにもなると思います。

classicシリーズでは、duploシリーズで作成できなかった細かな表現が出来るようになります。 また、車輪などを使って車の基本的な動きなどを学ぶことが出来ます。

cityシリーズ

cityシリーズはその名の通り、街のいろいろな建物や乗り物をブロック化しているシリーズです。 お子様の周りのものがブロック化されているので身近に感じますし、道路や車などを使って街を作ることが可能です。 トレインと言うモデルはモーターで動く電車になっており、リモコンやスマートフォンで制御できます。 小学校低学年以上のお子様におすすめです。

classicシリーズだけですと、作れるものは限られてきますが、cityシリーズだと警察署や電車、 道路などが用意されています。 また人物を模したミニフィギュアとの相性も良いので、ストーリーを考えながら街を作ることが可能です。

technicシリーズ

こちらは少し年齢層が上のシリーズで、ブロックの形が通常のレゴ®とは全く異なります。 ギヤやモーターを使った作品を作るのにむいているシリーズです。 小学校中~高学年になったお子様におすすめです。

穴の開いた棒をビームと言い、ビームとピン、ギアを組み合わせていき、下記の様な本格的な車が作れます。 モデルによってはモーターやリモコンなども用意されていますので、ラジコンのように遊ぶことができます。

cityシリーズで出来なかったブロックの複雑な組み合わせが出来るようになります。 ギヤを組み合わせたり、空気圧を使用したモデルなどもあるので、STEAM教育に有効ではないでしょうか。

Mindstormsシリーズ

こちらは長らくプログラムが組めるレゴ®として販売されてきたMindstorms EV3です。 教育用と一般販売用に分かれていますが、部品が一部異なるだけでやれることは同じです。 パソコンで接続したり、プログラムを作成するので中学生以上のお子様におすすめです。 (残念ながら2021年7月で販売停止となります)

今後はWeDoやSpikeシリーズに引き継がれていくと思われますが、これらのシリーズは一般販売されていませんので、 各プログラミング教室や学校などで購入することになります。

その他のシリーズ

レゴ®には上記で説明したシリーズの他にも映画やアニメのキャラクターを扱ったシリーズやアートを扱ったシリーズ、世界の有名な建物を扱ったシリーズなど色々なシリーズが用意されています。単体でくみ上げるのも楽しいのですが、レゴ®は規格が統一されていますので、ほとんどの部品を流用することが可能です。

最近のモーターを使用したシリーズは、スマートフォンアプリでの操作を行うものも増えてきました。 そのため、スマートフォンの操作を同時に学ぶことも可能です。

まとめ

たくさんあるレゴ®のシリーズの一部をご紹介しましたが、ご理解いただけたでしょうか。 小さいお子様用には誤飲しにくいブロックが用意されていますし、中高生向けのお子様にはプログラムが組める物も用意されています。

これらに共通して言えるのは、どのブロックもほとんど全て流用が効くということです。 そのため、一度購入すれば次の世代まで使えることになると思います。