1から始めるScratch(10)変数ブロック(リスト)編

自宅で始めるScratchで簡単に説明しましたが、さらに詳しいことを学んで頂きたいので、Scratchの連載を開始します。

前回は、変数ブロックの説明を行いました。
今回は変数ブロックのリスト機能を紹介しながら説明を行います。

変数ブロック

変数ブロックは他のブロックの中にいれて使うブロックで、計算式に使ったり、計算結果を保存したりできるブロックです。

リストを作る

リストを作る、を選択すると下記のウィンドウが表示されます。

ここでは「test」と言う名前で作成してみましょう。

たくさんブロックが出来上がりました。

リストは変数や各種の値を同じグループにまとめる機能を持ちます。

ステージペインでは、下記の様に一覧で値を表示することが可能です。

なにかをtestに追加する

変数や値を指定したリストに追加します。

testの1番目を削除する

リストの1番目を削除します。

testのすべてを削除する

リスト内の変数や値をすべて削除します。

testの1番目になにかを挿入する、testの1番目をなにかで置き換える

変数や値を指定したリストに挿入したり、置き換えたりします。

testの1番目、test中のなにかの場所、testの長さ

testの中にある変数や値がなにかを得ます。

testになにかが含まれる

制御ブロックなどでリスト内の値が使いたい場合はこちらを使用します。

リストtestを表示する、リストtestを隠す

プログラムによってリストを表示したり、隠したりします。

まとめ

今回は変数ブロック(リスト)をご紹介しました。
リストを使う場面はかなり大きなプログラムを作る時かもしれません。
今後のサンプルプログラムで説明していきます。