Sphero SPRK+ で学ぶロボットプログラミング(プログラミング編)

今回はてのひらサイズのかわいいロボット「Sphero SPRK+」をご紹介します。
このロボットは、ロボットとしては珍しく球体になっています。
他にない形なので動きも特有の物があります。
今回はプログラムの作成をご紹介します。

開封・リモコン編はこちら
チュートリアル編はこちら

Sphero用のプログラムを作成するには、アプリを使用する必要があり、動作環境は、iOS、Androidとなります。
今回はiPadで試しました。

アプリケーションのインストールは開封・リモコン編にありますが、iOS,Androidともに「sphero edu」と検索すると、アプリケーションが見つかりますのでインストールを行ってください。

ドローでのプログラミング

ドローでのプログラミングは、画面を指でなぞるだけでSpheroがその通りに動いてくれます。
上記のように渦巻や三角形を書いて、スタートすると、図形を描いてくれます。

これだけで動作してくれると色々コースを作ったりしてチャレンジしてみたいですね。

ブロックでのプログラミング

ブロックでのプログラミングは、Scratchのような今どきのプログラムの作り方になります。
チュートリアルでは、ブロック1:ループとあります。
ここでは、ループを使用して、三角形を書くようなプログラムを作成しました。
三角形は角度が出てくるので、低学年には少々難しいかもしれません。

下記の様に角度を指定してます。15のスピードと言うのは当てずっぽうの値ですが、最初はゆっくりしたスピードを設定した方が良いと思います。

実際に実行してみました。少しスピードと時間のパラメーターは変えましたが、
ロケーションと言う画面で、三角形の軌跡が表示されています。
フローリングのように滑る床よりは、カーペットのような床の方がちゃんと軌跡が出ると思います。
これも実験してみてください。

机の上で動作させた際の映像はこちらです。机の上で実験したので、動く範囲が非常に狭かったですが、
ちゃんと動いてくれました。

テキストでのプログラミング

テキストでのプログラミングは、少し難しくなるので、ここでは詳しく紹介しませんが、
参考になる例を一つあげておきます。

ドローでもブロックでも良いのですが、右上のメニュー内に、JavaScriptコードと言うものがあります。
これを選択すると、ドローで作成しているプログラムがJavaScriptのコードとして表示されます。
これを元にテキストでのプログラミングが可能です。

テキストプログラムは少し難しいかもしれませんが、一般的なプログラムを勉強する際には、
こちらで慣れておくのも良いかもしれません。

Spheroの特集は今回で終了です。
簡単にプログラムや実験が出来るSpheroをぜひ使ってみてください。